【2023年冬ドラマ】鬱井的に面白かったランキング【BEST12】

櫻井翔演じる「武蔵」刑事が、鬼達に占拠された病院を開放するべく、鬼達から出される要求をこなしながら奮闘していくアクションドラマ。序盤の印象は、岡田准一が主演のドラマ「SP」に出てきた、テロリストに占拠された病院を制圧していくお話のパクリ？なんて思いはしたものの、もっと壮大なスケールで、練られた話に度肝を抜かれました。鬼達の正体が徐々に分かっていく演出も良く、エンディングテーマのsnowmanの楽曲も素晴らしかった。毎話、次回が気になる形で終わり、最終話のラストも次回作があるように感じて、とてもワクワクしました。伏線回収もバッチリ。

ハラハラドキドキ、次回が楽しみなドラマは2023年冬ドラマではブッチギリでした！

安藤サクラ演じる「麻美」が、再び人間に生まれ変わるべく「徳」を積むため人生を繰り返すヒューマンドラマ。お笑い芸人のバカリズムが脚本を手掛けており、話の掛け合いが軽快でとても楽しい。
タイムリープものでは、少し珍しい？舞台のスケール感が小さく、徳を積むやり方も微笑ましいのが印象的だった。私は気が気付きませんでしたが、色々な伏線があるらしく、それが回収された時や、年代によって懐かしいと思える事柄も多く登場したのがヒットした原因の一つらしいです。

同じイベントが発生する為、途中で飽きてしまいそうな事が起きるかも？なんて思いましたが、最初から最後まで面白く見れたドラマでした。

西島秀俊演じる破天荒な刑事「架川」、エリートだけどどこか怪しい「蓮見」（濱田岳）、新人刑事「水木」（上白石萌歌）のトリオが活躍する刑事ドラマ。

3人の関係性が面白くてストーリーも良い、登場するキャラクターもコミカルで楽しく、テンポよい掛け合いがクセになりました。「トリック」みたいな感じのノリがシリアスな場面でも各所にねじ込まれていて、クスっとなる。これまで刑事モノ（警視庁○○みたいなの）を敬遠していた鬱井に初めて「楽しい！」と思わせてくれたドラマ。タイトルからして全く期待していなかっただけに良い意味で期待を裏切られた感じがすごく嬉かったです。

草彅剛演じる衆議院秘書の「鷲津」が、息子を階段から突き落とされた事件をきっかけに権力者たちに復讐を誓うというストーリー。回を重ねるごとに標的とする人物が大物になっていき、そのターゲットを追い詰めるために鷲津自身も権力を手に入れていく。息子を階段から落とした犯人は物語中盤で明らかになりますが、権力を手に入れた鷲津が権力におぼれていく様が物語後半の見どころっぽいです。

18年前のドラマ恋におちたら〜僕の成功の秘密〜でもそうでしたが、凡人から強者に成り上がった時、人柄が豹変していくという役柄は草彅剛だからこそ、よりリアルに感じるのかもしれないと思いました。

門脇麦演じる、過去にトラウマを抱える、元天才バイオリニスト「谷岡初音」と、田中圭演じる、天才指揮者「常葉朝陽」が、ポンコツオーケストラと言われる児玉交響楽団（通称　玉響）を立て直していくというストーリー。登場人物が多く、毎話オーケストラのメンバーが抱える悩み事、トラブルを解決して絆を深めていく。みたいな感じで話が進んでいきました。演奏シーンも多いので、音楽パートも見どころの一つ。あまり期待をしないで見なかったドラマだっただけに、見て良かったなと思う作品となりました。

北川景子演じる、裁判官（柊木）がロースクールの教師になり、司法試験を目指す生徒たちと触れ合う学園？ドラマ。主要な生徒は5名で、１話ごとに1人と仲良くなっていく感じ。学園ドラマ好きの私にとって、結構期待をしていただけに、序盤は少々物足りなく感じる事もありましたが、この1～3月の受験シーズンに放送される学園ドラマは自分の青春時代を思い出させてくれるので、やっぱり見ていてよかったと感じました。10話がすごく最終回っぽかったけど、次週11話が最終回みたいです。

お互い忍者だという事を隠している、菜々緒演じる「蛍」と、鈴木伸之が演じる「悟朗」。物語は結婚生活がうまくいっていない所からスタート。序盤、既婚者にとっては、見ていてなんかツライ場面が多いのですが、お互いの正体がバレる中盤以降は面白くなってきました。ただ、物語を通して感じたのは、皆が忍者推しの世界観がなんかダサいという事。見るのは苦痛ではありませんでしたが、すごく面白かったという感じではなかったかもしれないです（汗）

葵わかな演じる「御厨美帆」の家族や知り合いが、お金の使い方とかに関する悩みをなんやかんやして解決するホームドラマ。本屋さんで見つけた同タイトルの小説にドラマ化決定と書いていたので、興味を持って見てみる事にしました。序盤は期待外れに感じてしまったところもありましたが、まったりとした日常系のドラマという事もあり（題材は結構シビアなところがあるものの）気合を入れずに見てみると、なんだかほっこりしました。終盤は結構癖になっていたので自分的に良作です。

妻夫木聡演じる「エース」他3名の闇医者チームが活躍する日曜ドラマ。医療系のドラマがあまり好きではない私も、手術シーンが割と少ないので最後まで見る事が出来ました。

ただ、エースしか治せないはずの、末期がんクラスの病気が5分程の手術（しかも簡単そうに見える）で完了してしまう事や、身近な人やターゲットになり得る人が都合よく不治の病に掛かる点がちょっと納得いかなかった。ただ、物語終盤ラストに掛けては伏線が回収され、スッキリとした気持ちで見終える事が出来ました。

佐藤健演じる「鳥野直木」が幽霊となり、井上真央演じる恋人の「相馬悠依」と
魚住（松山ケンイチ）を介しながらイチャイチャするというストーリー。

あまり捻りの無い設定で、描写もドキドキする展開が少なかったので、序盤は見ていて結構苦痛でした。しかし、中盤以降は鳥野直木を殺した犯人を追いかけていく上でサスペンス的要素が加わり、最終話ではどのように締めるのか？という興味もとても高まり、非常に気になるドラマとなっていました。

ラストも含めて終盤以降は面白かったのですが、序盤が苦痛だっただけにこの順位です。

前クールで大人気だったsilentが手話を題材にしていたドラマだっただけに、私の周りではsilentの二番煎じとして揶揄されていました。北村匠海演じる遺品整理士の「一星」と吉高由里子演じる産婦人科医の「鈴」の恋愛物語。手話への興味が深まる作品だったので個人的に勉強になりましたが、序盤から苦痛を感じる事が多く、中盤以降には狂ったクレーマーからのつきまとい、迷惑行為は見ていて本当につらかったです。

トラウマを抱える人にはオススメしたくないドラマ。

広瀬すず演じるデザイナーを志す「空豆」と永瀬廉演じる音楽家「音」の恋愛物語。

1話を見てしまった以上、最終回を見るまで投げ出す事は出来ない。という、強い気持ちを持って見ています。ほぼ下積み無し、才能だけでいきなりデザイナーとして活躍する空豆、そしてデビューシングルが即売れるという音、更にはその辺で見かけた知り合いを歌姫に抜擢するというミラクル！

たまにナレーションで入る、俺たちに夏は来なかったんだよな・・みたいなセリフも、絶望的な未来しかないのかよ！？（汗）

って悲しい未来を想像しちゃうから、どうかやめて下さい。見ていて、もやもやばかりするドラマに感じてしまいましたので最下位とさせて頂きました。

あまり期待していなかったドラマが意外と面白かった！
と思う作品が多かったのが2023年冬ドラマ全体の感想となります。

なので、Tverが無ければ、ほとんどのドラマを見逃していたと思います。

そんなTverは放送から一週間以内に見ないと最新話が見れなくなってしまうのが難点。

もし見逃してしまったらいっそサブスクに入っちゃうのもアリかもしれませんね！！